09-17-Mon
★ 沖縄旅行日記(長文注意報)
写真はこちら。使ったマイル20,000mile。全宿代約25,000円。お土産代?円。食費約7,000円。タクシー代約8,000円。オリオンビール代1,250円。島の満天星空天の川と流れ星プライスレス。
12日(水)
1日目といっても就業後の20時発のフライト。午前中は8時から半日人間ドッグ。血抜かれたり、ブスコパンを注射されバリウム飲んだり、婦人科検診もばっちりこなし、昼に終わるのでそのまま羽田へ行きチェックインしてスーツケースを預ける。14時出社。休みの前は忙しいが常。いくら空港が目と鼻の先とはいえ、19時の時点で50以上の画像データ、しかも通番じゃないのを整理するという悪夢に近い作業にてんぱる。19時15分に飛び出す。那覇は夜だけどさすがに蒸して木とか南国。街の灯りの色もなんか日本ぽくない気が。ビジネスホテルに一泊。
13日(木)
朝10時のフライトで石垣島入り。那覇空港でこの間爆発したエアチャイナ機がすぐそこに見えた。飛行機で上から見ると、道路で死んでる動物っぽかった。べしゃっとね。石垣ではホテルに荷物を預け、フロントの人に教えてもらった、そば処まーさん道で八重山そば。あっさりおいしい。そしてタクシーで石垣全日空ビーチへ。沖縄本島のタクシーは1メーター450円。石垣では350円くらい。漢字4文字名字のタクシー運転手、前宇根底さんに石垣のおすすめいろいろを聞く。ビーチではさすが平日で人も少なく、パラソルの下でボーーーっとする。本持って行ったけど、読む気もせず海を見つめぼーーっと。日差しが強いのでTシャツを着て泳ぐ。3つくらい浮かんでいた休憩ブイ?の一つに上がり、ぷかぷか、ぼーーー。こんなにのんびり日差しを浴びてぼーっとするなんていつぶりか。ストレス完全にぶっとぶ。2時間ほどいてから、先ほどもらったカードの携帯番号で、まえうねぞこさんに直電話。お勧めの宜野湾に行きたいけど7,000円はかかるとのことで、所持金3,000円で行けそうなパイナップル畑をお願いした。そして気付いたらパイナップルどころか、ダムやら宜野湾が見下ろせる見晴し台やら、島半周1時間ちょっとのツアーをメーター止めて、3,000円きっかりでやってくれた。話しすぎでも話さなすぎでもなく、ソフトな口調な運転手さんにすっかりお世話になってしまった。いい人だった〜。ホテルでチェックインして、少し休んでから観光案内に載っていた近くのソフト整体へ。50分3,000円にひかれて行ったそこは、子供が床で昼寝しているダイニングの一角みたいな所で、なんとも気だるい整体師のおばさんが一人。肩がこっていて、腰はヘルニアやったから強くもまないでと告げ、うつぶせに。普通にマッサージが始まり、しばらくしておばさんが「きたね」と小さくつぶやいた。と、突然げっぷを始めた。最初はでちゃったのは仕方ないなと思ったけど、それがまったく止まる気配がなく、呼吸も荒くなっているのでうつぶせながら、「大丈夫ですか?」と聞いた。すると、「うん、後で説明するからね。」と答え、なおも盛大にげっぷが続く。そしてその説明というのが。。神との交信だった。。。詳しくは理解できなかったけど、神(いろんな種類がある)が降りている、だか語るべき人だかを治療していると、自然と神との対話が始まるそう。心の中や声に出して神にいろいろ質問する。するとYESならげっぷ、NOならなにもない、みたいに返事が返ってくるらしい。結果、私には2人の先祖(父方)と3人の神と3人の神(うろ覚え)がついるけど、職場にいる人が持っている邪気に邪魔されていて、そのせいで神の声が聞こえず腰痛とか起きるって。。今は邪魔されているけど、何かあったら自分の中にいる神に話しかけなさい。神は聞いているから。だって。高額なシーサーを売り付けるわけでもなく、1時間弱3,000円きっかりで終わったけれど、40分ちかく耳元で信じられないくらい大きなげっぷを聞かされ続け、ややうんざりしつつ、なんて面白い所なんだ、沖縄は!と嬉しくもなってしまった。またまたまーさん道で、オリオンビールと石垣牛の夕食。台風発生のニュースに不安になる。
14日(金)
昼前に船で竹富島へ。宿は小浜荘。相部屋、共同トイレ、共同シャワー、皆で一斉の食事タイム(夜18時、朝8時)はまるで合宿。着いてすぐ、初対面の先輩宿泊客の人達4人で近所の店へ昼食を食べに。皆一人旅で、中の一人は超常連で今回すでに1週間目の滞在。会ったばかりと思えない和み具合は島マジックか。午後は宿のブレーキ壊れた自転車を借りてビーチへ。コンドイは潮が引いて浅く、人も多めで落ち着かないから一泳ぎで隣のカイジ浜へ。ここは木陰があるけど波が高めだからか人が少なく、葉書書いたり、ぼーーっとしたり、泳いだり、のんびりできた。日帰り観光客か、ムームーを着たギャル2人連れが、あーでもないこーでもない言いながらお互いの写真をひたすら撮りまくり帰って行った。竹富は石垣から船で10分なので日帰り客が多いけど、絶対に泊まりをおすすめしたい。夜ご飯を皆で食べ、さっさと片付けて皆で夕日を見に西桟橋へ。台風の影響で雲がかかりきれいな夕日は見れなかった。宿に戻り、おもむろに酒盛りが始まる。参加費100円でシークワーサーが配られ、当たり前のようにだれかが三線を引き、みんなで歌う。皆、沖縄の歌(といってもBEGINだけど)詳しくてびっくり。さっき知り合ったばかり、この一晩だけの顔ぶれなのに、あの居心地の良さ、おしゃべりの楽しさはなんなんだ!一人旅の寂しさなんて微塵も感じない。夜もふけ、雲も切れてきたので皆で星を見に近所の鋪装道路へ。道路なのに仰向けに寝て、流れ星を待つ。一人しか見てない流れ星は認められないルールの中、ど真ん中に一つ大きなのを同時に見る。誰かが「車が来た!」と叫べば「ぎゃー!」と脇へ逃げたり、楽し過ぎ。蛍もいた。風にのって三線の音が聴こえてきた。
15日(土)
朝6時に起きて、7人程でまだ暗い中、朝焼けを見にビーチへ。やっぱり水平線に雲が低くかかっていたけど、そこから顔を出す朝日をヤドカリと遊びながら見る。おなかぺこぺこで戻る。朝食の途中、頭がくらくらしているのに気付く。夕べのお酒が抜けてなかったよう。居心地の良さに11時すぎ、13時すぎ、と出発の船を遅らせ、結局15時の船で石垣島へ帰ることに。それまでは、島の探検散歩。炎天下を歩いてすっかりのぼせたので、マンゴーかき氷を食べていると、お店のお兄ちゃんが三線の練習(十分上手)。観客は私一人。私を含め3人の竹富出発を、宿の仲間が船着き場まで見送ってくれた。石垣島がずいぶん都会に見えた。30分遅れの飛行機で那覇へ。名前だけ知っている国際通りへホテルから歩いて行ったけど、うんざりしてタクシーで戻り居酒屋でジーマミ豆腐とそうめんチャンプル。ドラゴンフルーツのサービス。
石垣2泊の予定を、ギリギリで竹富1泊に変更したのは大正解。1泊でも足りないくらい。毎年1回は訪れたい場所。初沖縄で、すでに中毒。あれが海なんだよなあ。